STORY
ちょっと変わった電気工事士
幼い頃から手先が器用で、いろいろなモノを作ることが好きだったこともあり、特に悩むこともなく、自身のキャリアを電気工事士からスタートさせました。
しかし「本当になりたかった職業は大工だったのに、なぜ電気工事士になったんだろう…?」と、当時を振り返ると、今でも不思議に思います。
電気工事士の仕事は、住宅内の配線工事やオフィスのケーブル敷設工事、電柱の外線工事、鉄塔の送電線工事など多岐に渡り、必要とされるスキルがそれぞれ異なるため、専門分野も細分化されています。
昔から「いろいろなことに挑戦してみたい」という強い好奇心があったので、屋内の配線工事だけでは満足できず、100メートルを超える鉄塔に登って行う送電線工事など、特殊で危険を伴う工事にも積極的に携わってきました。普段の仕事では味わえないスリルや非日常感覚が、新鮮で楽しかったんですね。
このように、一般的な電気工事士とは異なるキャリアを積んできたおかげで、電気工事に関する幅広いご相談にお応えできるのが、我々アトライズの強みでもあります。
代表 石井 孝一
仕事は大変だから楽しい
過去には水力発電用のトンネル内の配線工事を行ったことがあるのですが、真っ暗な水路の中を腹まで水に浸かりながら光ケーブルを通す仕事でした。
閉ざされた空間なので発電機が使えず、手元以外は何も見えない配線工事だったこともあり、一歩間違えたら危険を伴う作業でした。
他の電気屋さんでは引き受けられない大変な仕事の依頼が来ると「よーし、やってやるぞ!」と、一気にモチベーションが高まります(笑)。
これまで数多くの現場を経験してきましたが、誰にでもできる簡単な仕事よりも、難しくて大変な仕事の方が、作業中にいろいろ工夫するのが楽しく、成し遂げた時に大きな達成感を得られます。
灯りは電気の原点
電気工事は「配線を通して繋ぐ」ことを繰り返す地味な仕事ですが、全ての配線作業が完了した後にスイッチを入れ「光を灯す瞬間」が、私は大好きです。
今まで暗く殺風景だった空間が、光が灯った瞬間にパッと明るくなり、その輝きに照らされると何とも言えない嬉しい気持ちで心が満たされます。
ある時、娘の学校課題のリサーチで、名古屋市のでんきの科学館を訪れた時、中部電力の創業当時の社名が「名古屋電灯」だったことを知り、なるほど、電気の原点は灯りだったんだと、展示を見ながら感動したのを覚えています。
そんな経験を通じて、灯りによって人の心に安らぎを与える空間作りに興味をもつようになりました。
ハーレーが導いてくれた
ライフスタイル
30歳になる前に大型バイクの免許を取り、ハーレーマニアの知り合いのアドバイスを聞くがまま、当時の最新型ハーレーを購入しました。
それまでは全く自分の趣味というものが無かったのですが、ハーレーに出会ってからは人生が180度変わり、その歴史を知れば知るほど、現代のバイクには無い「美しい造形」の魅力に取りつかれていきました。
手間がかかっている製法や、しっかりとした作り、手の込んだデザインなど、時代を遡るごとに魅力が増していくヴィンテージハーレーの虜になり、様々な年式を乗り継いできましたが、今は1930年代の型式を所有しています。
そうしてヴィンテージハーレーが私のライフスタイルの一部になっていくことで、自分の身の回りの品々に対してもこだわりが生まれ、家具や照明、小さな雑貨に至るまで、歴史を感じるアイテムをコレクションするようになりました。
ヴィンテージガレージライフのはじまり
これまでの電気工事士の経験を活かしつつ、大工の技術も磨き、小さな工場跡をリノベーションした「ヴィンテージガレージ」を作り上げました。
温かみを感じる白熱球の風合いを活かした、心地よい照明設備。
灯りに照らされ、より美しさを引き立てるヴィンテージ家具や雑貨類。
店舗の顔となり、ラウンジスペースとしても利用できる、キャンピングカー。
気の合う仲間たちとの楽しい会話が弾む、広々としたウッドデッキ。
そして、お気に入りの品々と、愛車をディスプレイするためのガレージ。
ショールームを兼ねた社屋となっていますので、是非ご来店の上、ガレージ周りの空間をゆっくりとご体験ください。
アトライズは、あなただけのヴィンテージガレージライフ計画のお手伝いを致します。
我々の強み
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